こんにちは。Chububbです。
台湾で人気のレジャーの一つがエビ釣りであることを知っているだろうか。
え、なんで?と思ったかもしれない。
私も初めて聞いたときはそう思った。
私が使っていた中国語の教科書によると、
1980年代に台湾南部から広まっていったそうだ。
きっと、台湾人ののんびりした気性に合っていたからかな。
なお、私の彼・デビは
会社のチームビルディングで行ったことがあり
8人がかりで釣れたのはたった1匹だったらしい・・・。
この記事では私が初めてデビとエビ釣り
「釣蝦(ディヤオシャー)」をしたときの様子を
イラストと共にレポートする。
台湾の文化が知りたい人はもちろん
- エビ釣り場ってどんなところなの?
- おっさんしかいないんじゃないの?
- 初心者でも大丈夫?
- 釣ったエビってそもそも美味しいの?
等々、気になる人はぜひ読んでみてほしい。
エビ釣り場のオススメは士林エリア
エビ釣りはとてもメジャーな娯楽。
だから台北にはたくさん釣り場がある。
繁華街にもあって、例えば中山エリアにある「全佳楽釣蝦場」なんかは
口コミも良いし日本語対応もしているようなので安心できると思う。
www.chikanonbe.com
だけど車持ちか、みんなでタクシーに乗って行けるなら
やっぱり釣り場が集合する士林区の山の中をオススメしたい。
理由はまず、繁華街の釣り場よりも圧倒的に広々して釣りやすい。
仮に、行った釣り場が満員でも、すぐ近くに別の釣り場があるので安心。
さらに、山の空気を吸えて気持ちが良い。
こころなしか、みんなのんびりおおらかに楽しんでいる感じがする。
地図の通り故宮博物館から近いから
博物館で観覧をしたその足で
ディープにエビ釣りなんていうのも良いかと。
私たちが選んだのは「春城的釣蝦場」だぁ!
理由は駐車場が空いていたから。
中を恐る恐る伺うと、なんだか閑散としている・・・。
コロナ禍だからというのもあるかも知れないけれど
それにしても流行ってなさすぎない・・・?
でも結果としてこの釣り場は大正解だった。
釣り場の中はこんな感じ
エビ釣りと言っても、楽しみはただ釣るだけにあるわけではない。
- その場で自分の釣ったエビを自分で焼いて食べられる
- 釣ったエビを美味しく料理してもらうこともできる(有料)
- ついでに美味しい野菜炒めなんかも頼んで、ビールで乾杯!ができる
屋根があるから雨の日でも関係なく楽しめるしね。
なるほど、人気の娯楽である理由がよくわかった。
あと驚いたのがここ、24時間営業なんだよ!
「思い立ったら、すぐエビ釣り」
あると思います。
エビ釣りに必要なのは簡単3ステップ
エビ釣りに来たら、まずは入り口のカウンターで
釣りをする人数と、釣りをしたい時間をスタッフに伝える。
ちなみにエビ釣りは時間制。
私たちが行ったところの料金体制は以下のような感じ。
なお、餌は豚のレバーと、乾燥小エビがあった。
生きてる芋虫みたいなやつだったらどうしようと内心恐れてたんだけど
杞憂だったよ。虫が苦手な人も安心。
道具類は全てレンタルできるから手ぶらで大丈夫。
しかーし!釣れたエビを釣り針から外すときに
エビがご乱心アタックをしてくることがあるので
不安な人は、軍手を持っていくと良いと思う。
釣り場にも売ってたかもしれないけど、すみません記憶が定かではないです・・・
そして釣り堀へ行ったらお好きな場所を陣取って、
レッツエンジョイエビ釣り!
スタッフに初心者であることを伝えたら達人を紹介してもらった
私とデビのエビ釣りレベルは以下である。
- 私→エビ釣りどころか、釣り自体初めて
- デビ→冒頭で述べた通り、8人で釣りに行って1匹しか釣れなかった過去をもつ
デビがその旨をスタッフに伝えると・・・
そう、釣り場のヌシみたいなおっさん(通称:達人)を
お店の計らいで紹介してもらったのである!
釣り場によっては有料で教えますみたいなサービスもあるんだけど
今回はタダで教えてもらえることになったのだ。
達人がたまたまいて、運が良かった!
でも雰囲気的に、ほとんど毎日いそうだったけど・・・。
暇なのかな・・・。皆さんも出会えることを祈る。
そしてこの達人、なんと
当時は中国語能力ゼロだった私にとって
これは本当にありがたかった。