慢慢らいふ

~台湾に暮らす30代女子のコミックエッセイ~

台湾娯楽「エビ釣り『釣蝦』」イラストレポ:釣ってみた~食べてみた編

こんにちは。Chububbです。


前回に引き続き
台湾のメジャーな娯楽である「エビ釣り『釣蝦』」
台湾人彼・デビと行った様子をイラストと共にレポートする。


エビ釣り場「春城的釣蝦場」に到着し、
初心者であることをスタッフに伝えた私たち。
ありがたいことに、釣り場のヌシ(通称:達人)
釣り方を教わることになった!


エビ釣りのコツを知りたい人はもちろん
台湾の文化が気になる人や
エビ釣り場のエビは美味しいのか等々知りたい人は
ぜひ読んでみてほしい。


なお、以下記事の続編なので
chububblog.com


こちらを読んでからの方が理解しやすいと思う。





釣ってみた:達人に教わったエビ釣りの基本

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ウキの絵がコマみたいですいません・・・優しい目で見てください

コツは、とにかくウキを眺めること
ウキが右に流れたら、左にクイックイッと小さく動かす。
左に流れたら、右にクイッと。


多分だけど・・・*1
餌が生きているようにエビに見せるってことなのかと。
だけど、動かしすぎは禁物。
基本はじっとウキを見て、時々ちょっと動かすって感じ。


そしてウキが沈みはじめたらこう!
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ウキが落ちてすぐに引き上げてしまうと、
エビが逃げてしまうのでNG。
しっかり食いつかせてから引き上げる。
心のなかで7秒くらい数えると良い。


達人のご指導のもと、言われた通り実践したらまぁびっくり。
バンバン釣れる
達人もたくさん褒めてくれて、すっかり鼻高々の私。

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ウヘヘ


上の写真はなんとかいい感じにポーズとってるけど
エビが釣れた瞬間は何匹釣っても慣れず・・・。

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普段怒ることのない彼が、うっすらキレてた


エビを釣り針から外すのはデビにやってもらっていました。
思ったよりデカいんだもん・・・エビ・・・。

釣ってみた:一方のデビはエビ釣り珍プレーを連発

私がエビを釣りまくる中、デビの調子はあまり上がらない。
釣れない時間が続き、
私の釣ったエビを釣り針からはずす人と化していた。


しかしようやくデビのウキにも反応が・・・!

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ある意味レアエビを釣り上げました


気を取り直してまた次のエビを待つデビ。
・・・よし、またウキが沈み出した・・・!

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よくテレビであるオチ


誰かが残した網を釣り上げた・・・!
そして中をみるとまさかのエビが入っていた。
見事、二匹まとめ釣りに成功!
よかったね、デビ。


気づくと最初は少なかった釣り人も結構増えてきた。

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カップルが結構多く来ていたよ


ここの釣り場、全然流行ってないけど本当に大丈夫・・・?
という最初の不安は払拭された(前編参照)。


そんなこんなで、楽しいエビ釣りの時間は
あっという間に過ぎていき・・・。




エビ釣り最終結果:2時間半で、合計15匹のエビが釣れました

2時間以上休みなく釣り
そろそろ終わりにしようということに。


網を上げてみると・・・。
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網が重くてはち切れそうだぜ。
デビも途中、釣る場所を換えたりして
後半は結構釣っていた模様。


結果、数えたら2人で計15匹のエビが釣れた!
(普通に釣ったエビ14+誰かの網に入っていたエビ2 −病気のエビ1
初心者の割には結構釣れたんじゃないかな。
ビギナーズラック・・?
なにはともあれ満足のいく結果で本当によかった。

食べてみた:お店に料理してもらう場合おすすめは濃い味

釣ったエビは、自分で焼いてその場で食べられる。


しかし、私たちはそうしなかった。
なぜなら、焼いてその場で食べる、それすなわち
ビールが飲みたくなるじゃない。
でもデビは運転しなければいけないので、飲めない。


ソフトドリンクで焼きエビをモソモソ食べるデビを尻目に
ビールを飲むのはさすがに気が引けるので
今回はお店にエビを料理してもらい、持ち帰って家で食べることに。


料理代行には一品につき200元かかる。
安くはない。
自分で釣って焼くという体験そのものが魅力という見方もあるから
お店に頼んでいる人は多くないかもしれない。


だけど、せっかくだから自分で釣ったエビで
本格的な中華料理が食べたい
という人には、おすすめ。


私がおすすめしたいのは「宮保蝦(ゴンバオシャー)」

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中華料理です!って味も日本人向けだと思う


しっかり濃い味で、めちゃくちゃビールに合う!
この絶妙なピリ辛具合、手がとまらない・・・!


ちなみにも胡椒蝦も食べたんだけど
エビの風味が強く感じられて、
その風味が(あくまで私的に)微妙だったんだよね・・・。


ちょっと土っぽいというか。
それでも全然食べられるけど、宮保蝦の美味しさには敵わなかった。

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好みの問題なのかもしれないけれど・・・


だからお酒のおつまみにしたいなら、断然、宮保蝦を推したい。

最後に:台湾に来たらエビ釣り『釣蝦』に挑戦しよう!

2部にわたってご紹介した台湾のエビ釣り、きっと興味が湧いたはず。


初心者の私もコツを掴めばバンバン釣れて自尊心が満たされた
デビの珍プレーも含め、本当にたくさん笑って楽しめたので
皆さんも機会があったら、ぜひエビ釣り行ってみてほしい。

*1:あくまで初心者の目線でウキ釣りについて書いてます。しっかり基礎が知りたい人は各自専門の情報にあたってください