慢慢らいふ

~台湾に暮らす30代女子のコミックエッセイ~

『椒鹽粉(ジャオイェンフェン)』から始まる日台夫婦の味覚の違い


こんにちは、チャバブ(Chububb)と申します。
マンガやイラストを描いている台湾在住の30代女子です。
※本ブログに初めて来た方は是非こちらも見てね。



皆さんは台湾風味と聞いて思い浮かべるのはどんな味だろうか?
やっぱり・・・八角の味?

今回は台湾風味の代表の一つ「椒鹽粉(ジャオイェンフェン)」というスパイスの話です

チャバブ





マンガ「台湾味が苦手な私と台湾味が分からない夫」

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好きな人は好きだよねぇ〜
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デビは本当に料理に八角が使われてるか全く判別できない
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シナモンにすごく敏感な人
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やっぱりそれを食べて生まれ育った人は違うよねぇ〜
デビ

香辛料として料理に使われてる分には構わないんだけど、シナモン単体で主張してるのはどうやらダメなんだよね・・・シナモンロールとかアップルパイのシナモンとか無理・・・

お菓子に使われるのがダメなのかな? 私は、ソイラテとか真っ茶色になるまでかけて舌がピリつくのを楽しむレベルにシナモン好きなんだけどね

チャバブ


ってかシナモンなんかより、滷味(ルーウェイ、五香という八角含むスパイスを加えた煮込み)の匂いの方が私からしたら断然きついんだけどなぁ・・・。

オマケ:鹹酥雞(シェンスージー)はこんなお店

マンガで出てきた鹹酥雞(シェンスージー)って揚げ物屋さん。
気になる人もいるかもしれないのでちょこっと紹介。


鹹酥雞のお店は大体ワゴン型の小さな店構えをしていることが多い。
例えばうちの近所のお店はこんな感じ。

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鶏肉に限らず、さまざまな食材を揚げてくれます


写真の赤く囲ってあるトングとカゴに注目。
お客は食べたいものをトングで選んでカゴに入れていき、お店の人に渡すシステムなのだ。

注意したいのは食材一つが一人分を表しているということ。

デビ

例えば鳥の唐揚げを一人前の値段分欲しいと思ったら、一個だけカゴに入れること!「5個ぐらい食べたいなぁ」と思って5個入れると5人前分の唐揚げを揚げられちゃうから注意して

食材によって値段の付け方が違うので(野菜とかだったら一人前だけど、串揚げだったら一本、みたいな)メニューをチェックだ!

チャバブ
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台湾風味を楽しみたかったら椒鹽粉はかけてもらおう(ってか多分勝手にかけられる)


揚げたてはビールが飲みたくなる美味しさ
しかも割とどこにでもお店があって、深夜まで営業しているので小腹がすいたらつい足を運びたくなっちゃうという・・・。


そんな憎めないスナックスタンド、それが鹹酥雞なのだ。
ちょっとハードル高いかもしれないけど、台湾に行ったらぜひトライしてみて。