こんにちは、Chububb(チャバブ)です。
2020年3月から10月までの8ヶ月間、ワーキングホリデービザを利用して台湾師範大學の語学学校で中国語を勉強していた私。
いわゆるギリホリ(年齢上限ギリギリでのワーホリ)の中でも、ギリのギリ勢(年齢バレる)
その様子を何回かにわたってマンガでレポしてきて、今回が最終回。
台湾に語学留学を検討している方や、語学学校の様子が気になる方はぜひ読んでみてね。
前回の話はこちらから。
chububblog.com
マンガ「8ヶ月語学学校に通った中国語力はどれくらい?」
基本的な中国語会話なら半年くらいで習得可能、ただし・・・
語学留学をするにあたって、一番気になるところは「本当にしゃべれるようになるのか?」これだと思う。
私の経験上、半年あれば基本的な会話力は身につくと思う。
たーだーし、日々アウトプットをするという前提。
私の場合、語学学校での学習に加え、台湾人である彼・デビと毎日学んだことを使って会話をしていた。
例えば授業で「請進(どうぞお入りください)」とか「請喝茶(お茶どうぞ)」って習ったら、デビが毎日帰宅するたびにドアの前で待ってて「請進」って言ったり、飲み物を渡すたびに「請喝」って言うって感じ
分らない単語は英語に置き換えたりしてたよね(注:デビは日本語が喋れないので、私たちの共通言語は英語)
そうそう。まだ知らない単語や表現は全部英語でいいから、学んだものは全て使って話すことを心がける。最初はチャンポン具合がひどいんだけど、だんだん英語で話していた部分が中国語に置き換わっていく。
外国語の会話力って筋トレと同じで、反復してアウトプットし続けることが重要!
とにかく誰かに学んだことを使って毎日話す。これに尽きる。
このアウトプットの方法として、言語交換パートナーを見つけて互いに互いの言語を教え合うというものがある。
「中国語を勉強したい日本人と、日本語を勉強したい台湾人が2時間とか時間を決めて、互いの学習言語で会話をする」みたいなね。
私もこの言語交換を何度か試してみたんだけど、全然続かなかった。
なぜかというと、会話が続かなくて面白くないんだよね。
私の言語交換パートナーは日本語学習者で、学習レベルは私の中国語と同じくらい超初心者だった。
言語交換をしている間は、互いに語彙も表現力も足りないので、満足に言いたいことが言えない。気まずい沈黙が続く・・・。
結果「なんかあんまり面白くなかったな…」と思ってしまい、次回のアポを取るのが億劫になっていった。
だから私は会話の中でちょっとずつ学習したことを混ぜていく「ルー大柴式アウトプット法」をおすすめしたい。
やり方は以下のような感じ。
- 中国語とは別の言語で意思疎通が問題なくできる台湾人の友達を作る(例:日本語ペラッペラの台湾人)
- 学校で習った中国語表現や単語を徹底的に織り交ぜながら会話をする(例:日本語会話なんだけど部分的に中国語を使う)
- 学習が進むにつれて、中国語の割合をどんどん増やしていく
完璧な中国語の1文をくり出すことを考えるんじゃなくて、会話の中で中国語を使えるところを見つけて入れ替えていく。会話自体が充実していれば、もっと喋りたいと思って中国語が反射的に出てくる(出ざるを得なくなる)ようになるはず
ポイントは、こういう会話方法を受け入れてくれる言語交換パートナーが見つかるかってところだねぇ
学校に通う周りの日本人を見ていると、中国語を読めるし、書けるけど、なかなか話せない人は少なくなかった。
おそらくアウトプット不足なのだと思う。
そしてアウトプットできない理由って、会話がうまく続かなかったらどうしようとか、間違ったらどうしようとか、そういった不安があるからだと思うんだ。
だからこそ私は提案したい。
最初はしゃべれる部分だけ中国語でいいじゃない。
ルー大柴でいいじゃない。
〜完〜