こんにちは、Chububbです。
台湾に住み始めて一年ちょっと。
カルチャーショックは多かれ少なかれ体験してきた。
多くのショックは興味深い学びとして消化できている一方、どうしても了解できないものもある。
今回は私が台湾にいて許せないある光景についてマンガにしてみた。
今回はちょっと真面目な回です
マンガ「台湾とか日本とかそういう問題じゃなくて、どうしても受け入れがたいこと」
「子供にだけヘルメットを被せない」という事実が私に与えるインパクト
まず言いたいのは「スクーター乗車のルールを遵守していない」「親失格」みたいに相手を糾弾したいわけではないということ。
台湾の世間を憂いているわけでも、世直しをしたいわけでもないということ。
善い悪いのジャッジじゃなくて「自分がこの状況を受け入れられるか」という尺度から見た時に、私はこれだけはどうしても受け入れられないのだ。
例えば台湾人の中には食事中、骨とか皮とか食べられない部分があった場合に直接テーブルにペッって出す人が一定数いる。
ほかの文化圏のテーブルマナーとしてはタブーだけど、彼らの文化圏では「アリ」なのだ。
だから私は自分ではやらないけど、彼らがやることは受け入れられる。
そういう意味では、例えば以下の場合だったら、10000歩ゆずって「常識の違い、文化の違い」として受け入れられる。
- 全員がヘルメットをかぶっていない →そもそもその一族自体が「非常識」である
- 親がかぶってなくて子はかぶっている →めんどくてメットかぶらないけど子供の安全は第一だから子にはかぶせるという(ダメダメだけど)心の動きはわかる
でも子にメットかぶせないで自分はかぶる親は私の理解の域を超えている・・・
んー。多分だけど彼らの言い分は「子供用のメットあんまり売ってない」「サイズが合わない」「子供はすぐに成長するから買うの勿体無い」とかじゃないかな
じゃあそもそも乗せちゃだめじゃない・・?他にも交通手段ややり方はあるはずだし・・・スクーターに乗る前に一瞬でも「子供が危ないかも」って頭をよぎらないのかな・・・
ちょっと近所に行くだけだから、事故に遭うわけないって結局は思っちゃうんだろうね・・・
あと残念ながら、そもそも台湾人はルールを守ることへの意識は正直日本と比べると低いんじゃないかな・・・だからほかのアジアでいうとシンガポールみたいに「メットかぶってなかったら即、牢屋行き」くらいやってもいいとボクは思う
急に怖いこと言い出した
デビともこの件については議論して、いろんなインプットももらった。
その上で、これは現時点で自分の中にある了解できないラインのうちの一つなんだという結論にいたった。
周りを変えることって基本的にできないから、自分が避けるしかない。
でも道歩いてると目に入っちゃうからなぁ。なんとか折り合いつけていかなければ。
皆さまはこういう「どうしても了解できないもの」はあるだろうか?
そして、その了解できないものに直面した時、どうやって対処しているだろうか?